心理学研究室の生活
金沢大学人間社会学域 人文学類 心理学コース(文学部人間学科心理学研究室)における学びの様子を紹介します。
〇 2年次には、少人数のグループ単位でおこなわれる基礎的な実験を通じて、重要な研究方法や代表的な心理学理論について学びます。
要求水準の実験
社会心理学の実験
タキストスコープを使った実験
〇 実験や調査によって得たデータはコンピュータを駆使して分析することが多いので、そのための方法を基礎からしっかり学びます。
〇 3年生になると、自分の関心に基づいた研究をすすめる準備がはじまります。教員や大学院生、仲間との議論を通じて計画を明確化していきます。自分の研究は基本的には自分の力ですすめていきますが、教員をはじめとする周囲からの助言・意見・疑問を取り込んで向上させることができます。
〇 各自の研究の目的や方法といった計画が明確になると、実験や調査がスタートします。
〇 努力の成果は、3年終了時に提出する研究報告レポートを経て、4年生の冬に「卒業論文」としてまとめられます。その後、口頭による研究発表会において研究成果を発表します。
〇 研究室には心理学の主要な論文が掲載された最新の雑誌が備えられています。また専門書を収納した書庫を利用することができます。その他、電子ジャーナルを通して国内外の主要な研究論文の殆どを読むことができます。世界中の研究者が発表する論文(ほとんどは英語で書かれています)を読みこなし、自分の研究に役立てるための訓練も欠かせません。
〇 動物飼育・実験施設。実験に使うためのラットやマウス、サカナを一年を通じて同じ気温・照明条件・湿度で育てることができます。
学びのあとは,みなで仲良く飲みに繰り出すことも....